天野敏之教授、荒木涼さん:IEEE VR 2026のワークショップWSRにおいてWorkshop Best Paperを受賞

公開日 2026年04月08日

天野敏之教授と、和歌山大学大学院システム工学研究科の荒木涼さん(博士前期課程1年、システム知能クラスタ)の共著の発表が、IEEE VR 2026ワークショップWSRにおいてWorkshop Best Paperを受賞しました。
詳細は下記の通りです。

>>著者?タイトル
Toshiyuki Amano, Ryo Araki 
Light-Field Modulation for View-Dependent Material Appearance in Spatial Augmented Reality 

>>研究概要
本研究は、環境光を方向ごとに制御する光線場変調という新たな概念を提案し、実物体の材質の見かけを操作する新たな空間拡張現実技術を実現しました。従来のプロジェクションマッピングが光を加えることで外観を変化させるのに対し,本手法では環境照明を減衰?制御することで、視点依存の反射特性に基づいた自然な材質表現を実現します。さらに、収束光や平行光といった照明環境の再構成や影の制御が可能であることを示し、実環境における光と見えの制御の新たな可能性を示しました。

>>学会の概要
WSR(Workshop on Seamless Reality)は、IEEE VR 2024、IEEE VR 2025、ISMAR 2025 における継続的な開催を経て発展してきたワークショップであり、「Seamless Reality(シームレスリアリティ)」という概念の探究を目的としています。Seamless Realityとは、サイバー空間と物理空間の融合において、人間の知覚?行動?認知を含めた統合を違和感なく実現することを指します。

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